昔は本当に良かったのか?
最近になって同郷の同級生と飲む機会が多くなった。当然飲んでいると楽しく時間も忘れてつい午前様に。反省はしているが得られた満足感からかいっこうに行動はあらたまらない。社員からもあきれられてるようだ。
飲む場所はたいてい最後は昭和の香りプンプンのスナック。これがまた落ち着くし、いろんな人と話できるのがけっこう楽しい。
そんなシチュエーションで、知らない親父が「昔はよかったよね」とか「隣近所のふれあいがあった」「今の若者は礼儀を知らない」とかの話を聞くけど本当に昔の方が良かったんだろうか。
自分の経験から検証を試みたいと思います。
■子供のころはカン蹴りはよくやったが、カンの調達は全然困らなかった。そこいらにガンガン捨ててあったから。つまりゴミは捨て放題だった気がする。
■先生の暴力はひどかった。かなりうけた方でしたがトラウマ級のやつもあった。やられる奴は繰り返しだったところを見ると、先生が狙った効果はほとんど無かったんじゃなかろうか。
■学生時代、飲みやでバイトしていたが床にタンを吐くやつがいたり、喧嘩を始めるやつがいたりモラルはひどかった。
一度などはすさまじい喧嘩になり、一方が電話ボックスに逃げ込み、もう一方が電話ボックスを破壊して警察沙汰になってひどいものだった。
うーん、どう考えても昔の方がモラルの面はひどかった感じがする。
昔が良かった点を探そうとしてもけっこう難しいんじゃないかね。どうだろう。
写真は話とは全く関係ないモモ。気持ちよさそうに寝ているので起こさずにどこまで接写できるか試してみた。