すき家騒動について
このところネット上やテレビニュースなどで取り上げられているこの問題について考えてみた。
このような問題は報道は案外とあてにならない。フラットな記事もあるだろうが、労働者、経営者いずれかのフィルターがかかっているような気がする。
ということで出来るだけ客観視ということで、ひとまず事実関係だけ列記してみる。
■なんだか突然休業している店が多くなった。
■牛丼店への強盗事件のうち約85%を『すき家』が占める。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG13007_T11C11A0CC0000/
■5/29ゲリラ的なスト決行twitterが乱れ飛んだ。
■とにもかくにも現在も問題が鎮静化していない。
このように事実を列記してみると、すき家が確実に問題を抱えていると思える。同業界もたくさんあるのになぜすき家だけ?(ネットで検索するとどうもすき家だけではないようですが強盗率85%がすき家は単純に人が少ないことが容易に想像できる)
ワンオペというらしいが、すき家ではアルバイトに一人で店を任せることがあるらしい。店舗経営者ならわかるが高度にシステム化された一坪店舗でもない限り正直無謀としか言いようがない。
しかも列記した事実すべてが消費者にとっても不都合なこと。これはすき家経営陣がお客様の方を向いていない証拠では?
行きすぎたコスト削減競争の結末と言う感じなんでしょうか。それにしても日本の学生アルバイト諸君がこのような事を起こすことが出来るポテンシャルを持っていたことに、不謹慎ながら安心感を覚えました。