衝撃のUniverse 25実験 理想郷を目指すのは良いことなのか??
Universe 25実験ってあまり知られているものでは無いのですが、衝撃を受けたので情報共有。
実験の目的は「天敵」のいない、ある意味「パラダイス」ともいえる環境では、動物はどうなるのだろうか?ということを調べるものでした。以下、結果の流れです。アメリカの科学者ジョン・カルフーン博士によるものです。1970年ころに行われたものだそうです。
■十分な量の食料と水と、広い生活空間を持つネズミ用の特別な空間「マウスのパラダイス」とでも言うべきものを作ったのだ。最初に4組のツガイのネズミを置いた。彼らはすぐに繁殖を開始し、その結果、マウスの人口は急増した。
■しかし、315日後には繁殖力が著しく低下し始めた。ネズミの数が600匹になると、ネズミの間に階層ができ、いわゆる「のけ者」が出現した。
■オスが心理的に "崩壊 "し始めた結果、大柄な個体は群れ全体を攻撃し始めた。その結果、メスたちは自分と子供を守ると言う本来の役割を捨てて、(テリトリーを守る社会的行動を取り始め、その過剰反応で)次々と若い個体に対し攻撃性を見せ始めた。
■時が経つにつれ、幼いマウスの死亡率は100%に達し、繁殖率はゼロになった。絶滅の危機に瀕したマウスの中には同性愛が観察され、同時に、餌が豊富にあるにもかかわらず共食いが増加した。
■実験開始から2年後、この「実験用天国」の最後の赤ちゃんが誕生した。1973年までには、「Universe 25」の全てのマウスが死んだ。
ちなみに、実験者はさらに25回繰り返し、そのたびに結果は同じだったそうです。この結果、みなさんはどのように考えますか?