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管理人のたわごと時々社員Official Blog


2024/12/16

豊かさの裏にあるも


豊かさの裏にあるも

少しだけ真面目な投稿なんですけど。たまにこのような投稿も思い立ったようにする場合があります。

先日、同級生たちとゴルフに行ってきましたが、その時に話題になったのがドドメ(桑の実)をとって食べた的なお話。どんな時代だったっけ?という話題で盛り上がりました。そんなことでちょっと調べてきました。

私が生まれた西暦1960年 貧しい国でした

1960年生なんですけど、その時代って考えてみると終戦から15年しか経ってない。東日本大震災が2011年なので、時間的にはちょうどそんな距離感。

その時(1960年)の日本のGDPって430億円。それに対してアメリカが5300億円。1/10以下だったんですよね...
https://dailynewsagency.com/2018/11/03/top-10-country-gdp-ranking-t5r/

驚くべき復興 バブルまで突っ走った先輩たち

1980年のGDPが10740億円。現在(2022年)が42322億円。1960年当時と比べるとなんと100倍程度の経済力とみていいわけです。つまり現在の豊かさと比べると1/100の規模感。貨幣価値もあるので100倍ではないですけど

そういえばクリスマスとなると親がサンタになってプレゼントをくれる、というのがお子さんが小さいうちは今や常識ですが、私が子供のころはそんなハイカラなことをやる家はあまり聞かなかったなあ。せいぜい思い出にあるのは金平糖を貰うくらい(笑)

そして給食にケーキが出たけど、クリームが生ではなくバタークリームとか言うマーガリンのような代物。嬉しかったけど食べるとテンションが下がるという(笑)まずかったですね。

そして現在 豊かなのか?

それが今では、確かに物質的には豊かに変貌したものだという感じは持ちますね。そして、戦後のどん底からわずか10数年で最貧国からの脱出をやってのけて、現在は世界ランキング10位以内に入るGDP。今現在は低迷期に入っているイメージですがそれでもトップクラス。

恐らく、私たちの先輩が死に物狂いで、社会の仕組みを作って、働いてきたからこその現在なんだと感じます。感謝とこれからの問題について解決の努力をしなければならないと痛感しますが...

それでも素直にそう捉えて良いものか...というクエスチョンは残ります。「病んでる」というワードが現在は普通に使われてますが、その昔はそんなこと言いませんでしたよね...

どうも素直に「豊かになってよかった」と言える感じじゃないんだよね。なんだか困らない環境になったから困るものを探してる感もありますが。豊かさの裏には何かあるんでしょう。