If I must die
NHKプラスのおかげで、NHK系の記事が多くなったので別カテゴリにすることにしました。何度も表現してますがNHKの回し者ではないです(笑)
夜そろそろ眠くなったなぁ、途中で寝てもいいから、ということでNHKスペシャル「“正義”はどこに ~ガザ攻撃1年 先鋭化するイスラエル」を観ました。
ガザ・イスラム大学の教授 リフアト・アライール(Refaat Alareer)氏が残した詩が世界中に広まりつつあることを淡々と表現していたMHKスペシャル。胸が押しつぶされる感覚。寝てもいいやという感じで見れるようなものではなかったです。
絶望的な状況から生まれたこの詩。事態が少しでも良くなる方向に動いてほしいと切に願います。
『If I must die』
If I must die,
you must live
to tell my story
to sell my things
to buy a piece of cloth
and some strings,
(make it white with a long tail)
so that a child, somewhere in Gaza
while looking heaven in the eye
awaiting his dad who left in a blaze--
and bid no one farewell
not even to his flesh
not even to himself--
sees the kite, my kite you made,
flying up above
and thinks for a moment an angel is there
bringing back love
If I must die
let it bring hope
let it be a tale
『もし、私が死ななければならないなら』
もし、私が死ななければならないなら
あなたは生き続けなければならない
私の物語を語り継ぐために
私のものを売るために
一切れの布と数本の糸を買うために
(白く長い尾のあるものを)
そうすれば、ガザのどこかにいる子どもが
天を見つめるなかで
炎に焼かれて去った父を待ちながら—
誰にも別れの言葉を告げないまま
肉体にも
自分自身にさえも—
あなたが作ってくれたその凧が
あなたが作ってくれたその私の凧が
空高く舞い上がり
ほんの一瞬、天使がそこに現れて
愛を取り戻してくれるから
もし私が死ななければならないなら
それが希望をもたらすものでありますように
それが語り継がれる物語になりますように
凄かったな 命と向き合った日々
またまたNHKの番組話題ですが(決して回し者では無いんですが)
NHKプラスをタブレットに入れてからベッドでこういう番組見れてまじ幸せです。興味がなかったり、つまんないのは寝ちゃうのでちょうど良いですw
「ETV特集 命と向き合った日々」この番組はすごかった。
ざっと概要を解説しときますと、夫53歳、。妻40歳。不妊治療の末授かった4歳の息子が一人の3人家族だったわけですが、さらに自然懐妊で妊娠したわけです。この時点ではまさにHAPPY。ただ、そのお腹の子が出生前診断でダウン症と判明。
旦那さんの年齢からすると熟考が必要な状況ではありますね。番組制作の手法も非常に長けていて、まるで御夫婦と一緒に悩んでしまいましたよ。
御夫婦の葛藤を簡単にまとめると
■産んでよいのかと悩む奥様
奥様の心配は、手に取るようにわかりました。恐らく旦那さんの年齢を考えるとこの子が成人で旦那さんは73歳。このまま進んで良いのだろうか、という悩み。
■純粋に授かって嬉しいという旦那様
障害年金ももらえるし、ダウン症でも稼いでいる人がいると奥さんに話す旦那。このあたりはそのような情報を自ら探しまくっているのでいくらでもそれが出てくる。子供に会いたい、と言う思いが強く結論は決まっているイメージ。道徳観、障害者だからといって命を摘み取っていいのか、という概念もからんでいる。
この対立?についての結論は簡単に出るわけではないですね。特に道徳観となると非常に難しく奥様は悩みに悩んでしまう。そんな中、大喧嘩が発生してしまう。
旦那「決められない。好きなようにして良い」
奥様「逃げている」
奥様は、私とお腹の子がいなくなれば悩みが全部なくなる...とそこまで考えてしまう。最終的に家族の散歩に一番うしろからついて行きながらそんな最悪なことを考えてしまう自分に、違和感というのかナンセンスなものを感じてしまい、悩みに悩んだ末、産むことにした、というのが全体的なイメージ。
しかしまあ、その後から奥様は、必要な情報取得、親族への報告etc......テキパキとやっておくべきことは手際よく進める。女性に頭が上がらないのはこういうところですよね(笑)
2024年現在その子も3歳。ダウン症ということで自立歩き、言葉はまだ出ない。そんな中、自分たちの経験を活かしカウンセリングのような活動も始めている状況とのこと。
夫婦、家族はまさにこのような問題と日々格闘してるんですよね。何もこの家族もそう特別な存在では無いでしょう。ちなみに出生前診断でダウン症が判明すると77%の御夫婦があきらめているのが現実です。諦めるのも正しい判断で産むのも正しい判断ではないかと思います。
見応えありますよ ヒューマンエイジ(NHKスペシャル)
NHKスペシャルのヒューマンエイジシリーズ。一言でいうと人間を特別な存在と見るわけではなく、俯瞰的に、出来るだけ客観的に研究しようという試みの番組と捉えました。
そこまで解説できるまで研究していないのでいくつかのキーワードを。
■集団脳
経験や知識を共有し、影響を与え合うことで高度な技術や文化を生み出す。 まるで集団がひとつの脳として働いて見えることから、集団脳、または集団知性と呼ばれる。
■必ず絶滅する
自然現象などもあり単純ではありませんが、考古学、歴史学あらゆる側面から検証すると間違いない事実。どのような生き物であれそこに向かっている。
■幸せホルモンが戦争を引き起こす
オキシトシンとは「幸せホルモン」と呼ばれる物質。
母親が赤ちゃんに授乳しているときとかたくさん分泌されるものなのでポジティブなものとして考えられていましたが、おや?そうでもないぞ、という側面が。
オキシトシンが人と人とを結びつけ、「絆」や「仲間意識」を生み出すことを快感に感じさせるわけですが、別の側面から見ると他者の排除、いじめ、迫害、などを生み出すものでもあるということです。実はこれが戦争を引き起こします。
間違えると他の集団を迫害する方向に動いたり、ある意味恐ろしい側面もあります。歴史的にもナチス・ドイツの事例などいくつもあります。
■活版印刷が多くの人を殺した
ショッキングですが歴史的な事実です。活版印刷が発明されてからの戦争の方が死者が多い。ただ、これは逆もまた真なり、ということは言えると思います。
いわゆるプロバガンダに利用されるということなんですが、それがインターネットで拡散できるとなると...恐ろしい時代になりそう。
非常に興味深い話なんですが、このところ忙しく疲れ気味で、見ているとどうも同じようなところで寝ちゃうんですよ(笑)まあ、いずれにしても
1.メディアが思想を拡散する
2.オキシトシンで仲間意識を生成して敵意を煽る
3.集団脳で兵器開発などが進む
という流れは、歴史においても事実なようで結果、必ず絶滅するのかも知れない...とぼんやり考えたりしてます。
そんなことはない、まだ人間絶滅していないよ、とおっしゃる方もいるかと思いますが、地球が誕生して46億年。西暦は2000年程度。そのスケールから言うと恐らく絶滅物語は無数にあるんじゃないでしょうか。2,000/4600,000,000 ですからね。なんとかわかりやすい図にでもできるかと思ったけど2000年が小さすぎて表すことも出来ない(笑)
ひとりぼっちのスパイイルカ
スパイイルカってみなさん聞いたことありますか?先日NHK(相変わらずNHKの回し者みたいな感じで申し訳ないw)で「ひとりぼっちのスパイイルカ」という番組があり、タイトルに惹かれて見たわけですけど。その感想。
事実はロシア製のハーネスを着けたシロイルカがノルウェー沖で発見されて、そのイルカがあまりにも人が好きで、さらに人懐っこく港などに遊びに来てしまって、一種観光資源やアイドルみたいになっている状況なようです。
番組で見るとめっちゃかわいいです。ただ、問題なのはイルカ君が野生のものとは違うので魚が捕れなかったりでちゃんと生きて行けるかわからない、ということで保護団体の方たちが監視や、どうしても人間と遊んでしまうので軋轢が起きている、ということのようです。
というのは過去にもそのような事例があったらしく、人間との接触で事故を起こしたために処分された動物もいたようです。
この子はやはり訓練されているらしく、ハーネスを外してやろうとすると抵抗するようです。どうもイルカやシャチを兵器として利用する研究は米国などでもずっとされていたらしく、アメリカ海軍の訓練イルカなどの映像も紹介されていました。
こちらに詳しく書いてあります。どうもセンセーショナルな特攻イルカなどは都市伝説っぽいですが。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E7%94%A8%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB
それにしても連中、何でも兵器に利用するんですね。屈託がなく、遊ぼうよと言う表情のイルカに心が痛みます。
「子どもがいない世界がやってくる?」の衝撃
以前から言われてたことですが先進国になると少子化になるということ。これは紛れもない事実でそのことによる経済的な歪が徐々に大きくなっていってるのを確かに感じます。
NHK「子どもがいない世界がやってくる?」を見てちょっと衝撃を受けたのでレポートします。
座談会形式の番組で、子供を持つと言うことへの考え方がそれぞれ違う立場(一般の方)が出演されて、そこにいわゆる専門家と言われる方々がコメントする、という番組だったのですが...
【子供は要らないという人の悩み】
自分たちの未来を考えると最悪年金なんか無いんじゃない?という危機感もあり、一度獲得したキャリアは手放せない、という感覚に陥っているようです。
とても子育てが出来るような余裕がない。やっと手に入れたキャリアと子育てを両立できるわけがない、ということです。
しかしながら、子育てはお金では買えない充実が得られるとか、そういうことを言われると自分が欠陥品なのかと思えて困ってしまう。
どちらかと言うと放置して欲しい、という感覚です。
【子供が欲しい人の悩み】
これも大筋で行くとやっと手に入れたキャリアと子育ての両立に悩んでいるイメージです。そして大丈夫だとなった時点(40代突入)ではもう手遅れ(卵子の老化)な状態に陥っている。
特に卵子については生涯で数が決まっていて、さらに言うと20代なら数10%妊娠の可能性があるのに40代となると数パーセントまで老化してしまうという...もっと早く教育なりで何とかしてほしかった、という言い分。
【妊活をしている人々の悩み】
これも厳しい現実があり産めないと悟った時点のショックたるや、相当に落ち込むようです。楽しく生きる方にシフトするのは致し方ないことなのかな、と思います。
中には未婚で子供をつくったりする方たちも出演されていましたが、悩みはそれぞれで、しかも「わかる」という事ばかり。
それぞれの層で、現状が良いとは思っていないという感情は伝わってきますが、今さらなんとも出来ない、ということもあるでしょうし、一緒になって困ってるイメージです。
専門家の言うこともわかるんだけど、かといってそれで解決という感じでもないんですよね。なんだかこれからは個性を大事にして行かなければならないとか...どうなんだそれは?って感じもしなくはない。
そしてこれら以上のことがグラフを見るとわかりますが、日本だけで起きているかと言うとそうでも無い。総じてその傾向らしいです。専門家が言うには先進国はそれぞれ問題視していて、例えば保育の状況とか手当面とか、いろいろなことをやっていますが響かないそうです。
もしかして滅びに向かってるんでしょうか。本当にどうなってしまうのか...
NHK系深夜番組 プロジェクトエイリアン ・・・すごい
NHKプラスというスマホアプリで正直、ハマリまくっているNHK。選りすぐりの番組が多いんじゃないかな。そんな中から「プロジェクトエイリアン」を紹介いたします。
公式ページはこちら https://www.nhk.jp/p/ts/NZR75ZP3LL/
概略を簡易的に説明すると、顔を出しにくく、ある程度共通の悩みを持った若者たち(20代~40代)がVR空間にアバターを使って集まって、簡単なゲームを協力してクリアして自分の事をさらけ出す、という番組です。
加工はしてあるものの、本人たちの声なのでリアリティはすごいです。
まだ、開始から3つのエピソードしか放映されてませんが、昨夜観た「家族のカタチ」これもすごかった。衝撃的な経験を持った人々の内容でちょっと人生観変わります。
PA003 「家族のかたち」に出演された方々の軽い紹介。
■Aさん 夫が犯罪を犯した28歳女性。しかも再犯されてこれからどうしようかというところ
■Bさん いわゆる宗教2世の34歳女性。親たちに苦しめられているけど、親を愛さなければならない、親から愛されていると思いたいという葛藤
■Cさん 児童虐待を受けて親と絶縁した34歳女性。やはりどこかで、家族を求めている心に苦しめられている
■Dさん 同性パートナーと子育てする34歳女性。精子提供を受けて出産したが、自分のエゴで出生させたのではないかと苦しむ
VR空間で宇宙船に乗り込んで、月に行くという設定なんですが、その中で簡単なゲーム的な課題があるわけですが、燃料が足りない、というストーリーが現れます。燃料はなんと「自分の大切なモノ」。
ある人は夫からのプレゼント、ある人は虐待している親からもらったタオル等...それぞれ、そのモノについて話して感想を言い合ったりします。
そして、緊張感が漂うのはゲームの課題が「一人の大切なものを燃料として捨てなければならない」ということ。
象徴的だなあ、と思ったのは犯罪を犯した夫の妻がそのプレゼント(ネックレス)を捨てたこと。きっと深層心理的には離婚は決定しているんだろうな..
とにかく目が離せない番組で制作者の皆様には感謝です。どうです?番組気になりましたか?
なんかすごいんだよNHK
特にNHKの回し者ではないです(そこはきっぱり)
今までJCOMで団体割引みたいな仕組みでNHK受信料を払っていたのですが、突然、営業と言うのか回収人が来て、今回団体割引から外れたので払って欲しいと。
まあ、ちょっと仕組みがわからなかったので確認するとどうやら間違いないようで。しぶしぶ支払いましたが、スマホやタブレットでNKH放送が見れるNHKプラスというアプリが出たとかなんとか。
で、もともとNHKスペシャルとか好きな方なので使ってみました。すると...大当たり(笑)
いやあ、進化しているんですよ。番組が。いくつかこれは面白い、という番組を紹介します。
■魔改造の夜
最近の一押し。毎回テーマが振られて、例えばくまが太鼓叩くおもちゃがあるんですけど、それを改造して瓦を何枚われるか、とか。名付けてくまちゃん瓦割り。
一定の予算で国内の一流メーカーがそれに臨んでしかも面白いのが、例えばK・セラ とか Nっさん とか容易に、「あ、あの会社だ」という偽名で出場して対抗戦なんです。
日本的ですが会社の名誉をかけて必死にやってます。ちなみに瓦割りの記録はH技研の50枚!!
■ナンブンノイチ
個性を尊重する時代となったからなのか。人口の一定の比率でこのような人たちがいます、ということを教宣する目的?そこまでたいそうな野望があるようにも思えませんが、「知ってください」的な番組。とにかく考えさせられます。
例えば 25分の1のヒトって? メイクを毎日する男性だそうです。「え?そんなにいるの?」ってのが私の感想。気付かないけどけっこういるんですね。ちなみに100分の1の人ってわかります?
育休を取得した男性だそうです。
■100カメ
これもすごい。ただ単純に100台のカメラをつけて淡々とレポートする。消防庁に入る119番通話のオペレータの様子や、余命宣告された家族がいる家庭の様子。泣けてくるものもあれば、麻薬探知犬の活躍ぶりとか。
■NHKスペシャル
ちなみに昔から押してます。ドキュメンタリーなのでジャンルがばらける感じなので全く見ないNHKスペシャルもありますが、とにかく取材が深く納得できる内容。勉強になります。
Eテレが特に興味深いことやってますね。昨夜もはまったのはサギペディアという番組。詐欺に被害にあう心理とは?のような解説番組でした。
他にもパンサー尾形がMCの笑えない数学、とか。もうちょっと注目しても良いかも知れんです。
恐ろしいまさに今のミャンマー情勢
NHKスペシャル『緊迫ミャンマー 市民たちのデジタル・レジスタンス』見ました。
SNS全盛の中で、スマホ撮影で非常に緊迫した真実の映像が随所に差し込まれ、そこへミャンマー国営放送のニュースも差し込まれ、クーデーターにおける情報戦が繰り広げられていることがわかります。それはそうでしょう、今の時代なので。
しかし、国軍は絶大な権力を行使して、インターネットを切断したり、射殺された市民のオピニオンリーダーであるチェー・シンさん(19歳)、通称「エンジェル」さんの墓をあばいて殺害が市民によって行われたなどの証拠をねつ造したり。
つい先日まで、日本の若い女性とおなじように、インスタやtwitterで青春を謳歌していたであろうに。悲しくて恐ろしい話です。
欧米、自由諸国は国連で弾圧を食い止めるための制裁を決議したいが、中国、ロシアはミャンマーに対して内政干渉をすべきでない、という態度で一致せずという。市民が殺され続けているのに、国連では何も出来ないという顛末。
こちらのサイト https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210414/k10012971791000.html にある動画で恐ろしいのは警官たちの会話。
「頭を狙って撃て あそこのばかやろうの」
「自転車のやつを撃て」
「下のやつらを連続で撃て」
日本で言う交番勤務とかしてくれてるおまわりさんの発言ですよ。でも中には警官でありながら同胞には銃を向けられないという理由で銃を捨ててデモ隊に合流した警官もいたとか。
ただ、それをやった場合、反逆罪の現行犯なので...最悪死刑?
これが国軍が主張している「暴徒への対処」なんでしょうか。同じアジア人として何かを行わないとダメなんじゃないかと思います。しかしまあ、中国の天安門事件とかチベット大虐殺とか、アジア民族というのは時々恐ろしい。欧米人も恐ろしいから、結果、人間って恐ろしいのかも知れんけど。
もう一つ思うのは、女性蔑視発言や芸能人不倫がバズったりしている日本ってなんて平和なんだろう....幸せなんでしょう。
早くミャンマーの人たちに安静な日々が訪れますように祈らずにはいられません。
NHKスペシャル『緊迫ミャンマー 市民たちのデジタル・レジスタンス』youtubeにアップされてました。
https://www.youtube.com/watch?v=Zw_3QKIxrfk
我々が出来ることはせいぜいこれくらい。
https://readyfor.jp/projects/justmyanmar21
3年前のNスぺの衝撃
寝る前に子守歌代わりにyoutubeを見てるんですが、大抵は最後まで見れずに寝てしまうわけですが、このコンテンツは最後まで見ちゃいました。
NHKスペシャル【MEGA CRISIS 巨大危機3 ウイルス大感染時代】
https://youtu.be/2lj71Ainq7U
3年ほど前の番組なんですよこれ。
研究者達は何年も前から警告を発していて人類が経験したことの無い「大感染時代」が来ると明確に解説しています。内容も正に、パンデミック、医療崩壊、見事に想定されています。
コロナってまさにそれなんでしょうか。
ただ、このまま現状の自粛自粛で進んだら経済が立ち行かなくなることも間違いない..非常に難しい状況であることは間違いないですね。
結局、乗り越えるしかないみたいです。
NHKスペシャル 人工知能の衝撃
先日、NHKスペシャルで「人工知能 天使か悪魔か」という番組を見ました。個人的には非常に衝撃を受けました。
電王戦(人工知能ソフトPONANZA VS 名人)では人工知能の圧勝が続いているようです。
対戦した佐藤天彦名人や番組コメンテーターの羽生名人、ソフト開発者の山本一成さんのコメントが印象的です。
将棋を打つ方ならわかるようですが、1局目のPONANZAの初手は「▲3八金」、2局目は「△4二玉」、ともにどうも定石ではあり得ない打ち方だとか。
中継会場は大きくどよめいていました。
解説者もどう表現よいかわからない状況。以下関係者のコメントです。
佐藤名人:「人工知能は、もう神に近いところにあることを感じた。」
羽生名人:「何を狙ってその手を選ぶのか理解できない。ブラックボックスから答えだけが出てくる」
山本一成さん:「最近は説明できないことが起きている。思考過程が高速すぎて、作ったはずの自分の理解を超えつつある、怖いというか困っている」
人工知能は教師データと言われる事実に基づくデータを大量に自己学習させる手法から急速に発展してきたらしく、過去のプログラミング技術(場合を想定し対処する)とは異なる概念から生み出されるプログラムということで、結果がどうやって計算されたかわからない=ブラックボックスから答えが出てくる、という感じに近いようです。
企業が退職者を防ぐために活用したり、タクシー会社が売り上げを上げるために利用したり、証券会社などではもう普通に利用されているようで、知らないうちに自分たちの生活にも利用されている時代になりつつあるのではないかと思いました。
いよいよSFチックな時代に突入したらしい。
計算された経過がわからず結果だけは正しい、との前提でこれから使われて行く、という状況は若干恐ろしくも感じます。