恐ろしいまさに今のミャンマー情勢
NHKスペシャル『緊迫ミャンマー 市民たちのデジタル・レジスタンス』見ました。
SNS全盛の中で、スマホ撮影で非常に緊迫した真実の映像が随所に差し込まれ、そこへミャンマー国営放送のニュースも差し込まれ、クーデーターにおける情報戦が繰り広げられていることがわかります。それはそうでしょう、今の時代なので。
しかし、国軍は絶大な権力を行使して、インターネットを切断したり、射殺された市民のオピニオンリーダーであるチェー・シンさん(19歳)、通称「エンジェル」さんの墓をあばいて殺害が市民によって行われたなどの証拠をねつ造したり。
つい先日まで、日本の若い女性とおなじように、インスタやtwitterで青春を謳歌していたであろうに。悲しくて恐ろしい話です。
欧米、自由諸国は国連で弾圧を食い止めるための制裁を決議したいが、中国、ロシアはミャンマーに対して内政干渉をすべきでない、という態度で一致せずという。市民が殺され続けているのに、国連では何も出来ないという顛末。
こちらのサイト https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210414/k10012971791000.html にある動画で恐ろしいのは警官たちの会話。
「頭を狙って撃て あそこのばかやろうの」
「自転車のやつを撃て」
「下のやつらを連続で撃て」
日本で言う交番勤務とかしてくれてるおまわりさんの発言ですよ。でも中には警官でありながら同胞には銃を向けられないという理由で銃を捨ててデモ隊に合流した警官もいたとか。
ただ、それをやった場合、反逆罪の現行犯なので...最悪死刑?
これが国軍が主張している「暴徒への対処」なんでしょうか。同じアジア人として何かを行わないとダメなんじゃないかと思います。しかしまあ、中国の天安門事件とかチベット大虐殺とか、アジア民族というのは時々恐ろしい。欧米人も恐ろしいから、結果、人間って恐ろしいのかも知れんけど。
もう一つ思うのは、女性蔑視発言や芸能人不倫がバズったりしている日本ってなんて平和なんだろう....幸せなんでしょう。
早くミャンマーの人たちに安静な日々が訪れますように祈らずにはいられません。
NHKスペシャル『緊迫ミャンマー 市民たちのデジタル・レジスタンス』youtubeにアップされてました。
https://www.youtube.com/watch?v=Zw_3QKIxrfk
我々が出来ることはせいぜいこれくらい。
https://readyfor.jp/projects/justmyanmar21