腹立たしい待機児童0人宣言@相模原
今年の当社の仕事の傾向としては、当社の体制の問題で納期面でご満足いただけないケースがありました。
要員不足の傾向は、ここ数年あったのでそれなりに対策は行いましたが、やはり我々零細企業にとって戦力になっている社員の産休・育休は正直痛いです。本当に苦しみながらなんとか年末までこぎつけました。
実際のところ今現在もこの問題は解消しているわけでは無く、未だ苦しい状態にありますが、子供を保育園にさえ預けられれば技術者が復帰できるところに来ているわけですが、腹立たしいのが相模原 保育園待機児童 0人宣言です。
http://www.kanaloco.jp/article/98621
この記事にもありますが、実際に利用できなかった人数は527人。は?これでなんで待機児童 0人?ということなんですが待機児童の定義の問題でそうなってるとか。
(1)市の基準を満たす認定保育室を利用
(2)1園または特定の保育所を希望
(3)保護者が自宅で求職活動をしている
(4)一時預かりを利用
自宅で求職活動をしている人は待機児童にはならない、とかまさに待機児童だけど待機児童にはカウントしないという変な定義。正直、「馬鹿にするな」ってところじゃないですかね。
こういう決めごとって頭の良い人が作ってるんでしょうが、意味が理解できますかね。(腹黒い意味での頭の良さは認めますが)
この状況が続くようであれば、充分貢献してくれた社員をあきらめて新しい労働力を求めざるを得なくなってしまいます。企業にも本人にも辛い選択。
そんなことで今年は皆様にご迷惑をおかけした状況がありました。お詫びします。急速に立て直し中ですのでよろしくお願いいたします。