Windows XPからVistaへのデータ転送
お客様のご要望でXPからVistaへの転送を試みてみた。
以下はそのレポート。
まずVistaとXPを簡易LANで接続してVistaから転送ツールを立ち上げてみる。
XPとの転送を完了させるためにはVista版の転送ツールをXPで走らせなければならないらしい。
ウィザードに従ってCD-Rに転送プログラムを保存して、XP側でCDを読み込ませるとautorunで転送ツールが立ち上がる。
インターフェイス自体は「転送する古いパソコン」とかの表現でまあ分かりやすい。
順調に読込、転送が開始された。ところがしばらくすると動かなくなってしまう。
うーん、転送するアカウントをVista側に作っておくか、ということで再度やってみる。やっぱり止まる。先ほどとは違うタイミングではあるがだんまりになってしまう。
新しく作ったアカウントに一度もログインしていないとだめなのだろう、と予測して再度やってみる。
お!かなり順調。転送もとの方は完了したようだ。ところがVista側がメールの転送を行っているところで全く動かなくなった。
長時間かかるものかと考え、そのまま一晩放置。
翌朝確認するとやっぱりNG。これはまともに動く機能なのだろうか。推測するには相当条件が厳しいようだ。
ググッてみるとやっぱり同じような現象で苦しんでいるユーザーがたくさんいるらしく、こうすれば動くという発言は見当たらない。
早くもVistaの次世代のWindows7が話題になっているようだが、どうもこの高いのか低いのかわからないWindowsクオリティ。なんとかならないのだろうか。
結果として、ファイルを確認しながらコピーするという古い手法で完了しました。ちなみにoutlookexpress6よりVista Windowsメールへのメッセージのインポートなどはうまく行きました。