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2025/10/07

ホームページ制作 フォント選びで失敗しないための完全ガイド【2】


ホームページ制作 フォント選びで失敗しないための完全ガイド【2】

相模原市・町田市・神奈川県央でホームページ制作を検討している皆さん、こんにちは!
ホームページのデザインにおいてフォント選びは非常に重要な要素です。しかし、数多くのフォントの中からどれを選べば良いのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
今回はホームページ制作に役立つフォント選びの基礎知識、具体的な選び方、そして成功事例までを全4回に分け、ご紹介します。
第2回は目的に合わせたフォント選び、UDフォント(=ユニバーサルデザインフォント)についてご紹介いたします。

3. ホームページの目的に合わせたフォント選び



ホームページを制作する際、フォント選びはホームページの目的を達成するために非常に重要な要素です。 企業のブランドイメージ、ターゲットとする顧客層、そして情報の伝わりやすさ(=可読性)を考慮してフォントを選ぶことで、より効果的なホームページを制作できます。

3-1. ブランドイメージに合わせたフォント

ホームページは、企業の顔としての役割も担います。 企業のブランドイメージに合ったフォントを選ぶことで、企業の個性や価値観を効果的に表現し、訪問者に強い印象を与えることができます。

例)企業が持つイメージ
信頼感、誠実さ: 明朝体や、シンプルで洗練されたゴシック体
革新性、先進性: デザイン性の高いフォントや、幾何学的な印象のフォント
親しみやすさ、活気: 丸みのあるフォントや、手書き風フォント

具体的なフォントの選び方:
自社のロゴや、他の広告媒体で使用しているフォントを参考に、統一感のあるデザインにする。
競合他社のホームページで使用しているフォントを参考に、差別化を図る。
フォントの持つ印象を理解し、自社のブランドイメージに合うものを選ぶ。

3-2. ターゲット層に合わせたフォント

ホームページのターゲット層に合わせたフォントを選ぶことも重要です。 ターゲット層の年齢層や、興味関心に合わせてフォントを選ぶことで、より多くのユーザーに情報を届け、共感を呼ぶことができます。

例)ターゲット層とフォントの選び方
高齢者向け: 明朝体や、UDフォントなど、可読性の高いフォント
若者向け: デザイン性の高いフォントや、トレンド感のあるフォント
ビジネスマン向け: シンプルで洗練されたフォント

具体的なフォントの選び方
ターゲット層が普段見慣れているフォントを参考に、親しみやすさを演出する。
ターゲット層が興味を持つような、デザイン性の高いフォントを選ぶ。
フォントのサイズや、行間(=文字と文字の縦の間隔)を調整し、読みやすいように工夫する。

3-3. 可読性に優れたフォント

ホームページの目的は、情報を正確に伝えることです。 そのため、可読性に優れたフォントを選ぶことが不可欠です。 可読性(=読みやすさ)の高いフォントを選ぶことで、ユーザーはストレスなく情報を読み進めることができ、ホームページの満足度も向上します。

可読性を高めるポイント:
フォントの種類: 明朝体や、ゴシック体など、視認性の高いフォントを選ぶ。
フォントのサイズ: 適切なフォントサイズを設定する。(本文は14px~16px程度が推奨。 px=ピクセルとは 文字の大きさを表す単位)

【行間】行間を広めに設定し、文字同士の間隔を確保する。
【文字色と背景色のコントラスト】 文字色と背景色のコントラスト(=明度、彩度、色相における2色の色の差)をはっきりさせ、文字を読みやすくする。
【ウェイト】 ウェイト(太さ)を調整し、文字を見やすくする。


具体的なフォントの選び方:
実際にホームページにフォントを適用し、さまざまなデバイス(=スマホやパソコンのこと)で表示を確認する。
長文のコンテンツでも、読みやすいフォントを選ぶ。
UDフォントなど、可読性に特化したフォントも検討する。

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4. UD(ユニバーサルデザイン)フォントの重要性



ホームページ制作において、UDフォントの選択は、すべての人にとって見やすく、使いやすいホームページを作る上で非常に重要です。 UDフォントは、年齢や視覚的な能力に関わらず、誰もが情報を正確に理解できるように設計されています。 ホームページの利用者を最大化し、顧客満足度を高めるために、UDフォントの理解は不可欠です。

4-1. UDフォントとは

UDフォントとは、ユニバーサルデザインフォントの略で、年齢や障がいの有無に関わらず、できるだけ多くの人が読みやすいように設計された書体のことです。 従来のフォントと比較して、文字の形がより明確で、識別しやすいように工夫されています。 例えば、数字の1と7、アルファベットのl(エル)とI(アイ)など、形が似ている文字も見分けやすくなっています。 また、文字の太さや字間、行間も、可読性を高めるために最適化されています。

UDフォントは、Webサイトだけでなく、公共の案内表示や標識など、さまざまな場面で活用されており、情報伝達のバリアフリー化に貢献しています。 ホームページ制作においても、UDフォントを積極的に活用することで、より多くの人に情報を届け、アクセスしやすいサイトを構築できます。

4-2. UDフォントのメリット

UDフォントをホームページに採用することには、多くのメリットがあります。

高い可読性:
文字の形が分かりやすく、小さな文字や長い文章でも読みやすいため、ユーザーはストレスなく情報を得られます。

多様なデバイスでの表示への対応:
PC、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスで表示しても、文字の視認性が高く、情報が正確に伝わります。

高齢者や視覚障がい者への配慮:
高齢者や、弱視の人でも読みやすいように設計されているため、より多くの人に情報を届けることができます。

SEO効果:
検索エンジンは、ユーザーにとって使いやすいホームページを高く評価します。 UDフォントを採用することで、ユーザーエクスペリエンス(=利用者がサイトを使った時の満足感)が向上し、SEO効果も期待できます。

ブランドイメージの向上:
UDフォントは、企業の「誰も取り残さない」という姿勢を表現し、社会的な責任を果たす企業としてのイメージを向上させる効果があります。

UDフォントの導入はホームページ制作において、デザイン性とユーザビリティを両立させるための有効な手段です。 誰もが快適に利用できるホームページを目指すために、UDフォントの積極的な活用を検討しましょう。

次回はフォント選びの注意点と手順についてご紹介いたします。

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