ロシアのウクライナ侵攻
表題の件で胸を痛めている人、対岸の火事では無いと考えて不安な人も多いのではないかと思います。
実際、凄惨なニュースを見聞きするたびに、この21世紀にこんなことが起きるのか!という驚きを隠せません。
戦争犯罪と言っているけど殺人は罪になるけど国家がやると正義という、昔から言われている皮肉がまさに現実となっている状況です。
どのような人間であれ、そこまで生きてきて歴史があり、何かを愛して何かを残してきた人々がいともたやすく死んで行く事実。そしてそれに対して何も出来ないのか...
https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E4%BE%B5%E6%94%BB
上記をあらためて確認するとロシアという国の恐ろしいほどのいい加減さがわかります。
以下引用です。
■2021年11月12日、ロシア大統領報道官のペスコフは「ロシアは誰も脅迫しない」と述べ、12月12日には「ウクライナ危機」を称する報道は、ロシアを悪魔化し、潜在的な侵略者とみなしていると非難した。
■2022年1月19日、ロシア外務次官のセルゲイ・リャブコフは、「ロシアはウクライナに対して攻撃的行動を意図しておらず、いかなる攻撃的行動も起こさない。ウクライナが何といおうと、攻撃や侵攻や侵略を行うことはない」と述べた。
■1月22日、イギリス政府が情報機関からロシアがウクライナにゼレンスキー政権下の現ウクライナ政府を転覆させ、親露派政権下の新政府を樹立する計画を持っているという報告を受けたと発表すると、ロシアは「イギリスはナンセンスを広め、挑発するのを止めよ」と非難した。
■2月12日、バイデンがプーチンと会談すると、ロシア外交顧問のユーリ・ウシャコフはウクライナ侵略というロシア脅威論はヒステリーだと述べた。
■2月16日以降緊迫した状況が報道されると、ロシア外相のセルゲイ・ラブロフは「ヨーロッパでの戦争が今度の水曜日に起こるなんてことはない」と噂を否定した。
■2月20日、駐米ロシア大使のアナトリー・アントノフ(ロシア語版)は、「ロシア軍は誰も脅迫しない。侵略はありえない。そのような計画はない」と述べた。
■2022年2月15日、プーチンはマスコミに「ドンバスで起こっていることはまさに大量虐殺である」と語った。
しかし、OHCHR(国連人権高等弁務官事務所)、ウクライナへのOSCE特別監視ミッション(英語版)、欧州評議会を含むいくつかの国際機関は、ロシア側の主張を裏付ける証拠を発見することはできなかった。後に大量虐殺の主張は、ロシアによる偽情報として欧州委員会によって却下された。
国際裁判とか国際法とか何の効力も持たないんですね...オソロシア。
写真は侵攻前の美しいウクライナ市街の様子。