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2020/06/22

まだまだ変化するであろうWEBの世界 これでいいのか?


まだまだ変化するであろうWEBの世界 これでいいのか?

マイクロソフトがウェブブラウザ、IE(インターネットエクスプローラー)のサポート終了を宣言して、すでに4年以上経過しています。しかしながら、未だ多数の方がご利用されている状況です。

このウェブブラウザですが、コンピューター業界では「ブラウザ戦争」なる言葉が生まれるなど、開発競争は熾烈を極めたものです。IEとNetscape Navigator の争いが特に印象に残っています。その結果、マイクロソフト社がどちらかというとお金にモノを言わせて、一時期IEが95%という驚きのシェアを獲得しています。利用者の多さから言えば、過去に生まれた多数のアプリケーションの中でも断トツの1位では無いかと思えます。
そのようなことから様々な問題?方言ともいえるような現象が生まれるなど、まさにリアルな人間社会の縮図のようなソフトウェアであり、私どもは常に悩まされているものです。

95%というシェアに支えられていたマイクロソフトのIEですが、サポート終了という結果。客観的に考えると、なんとなく無責任さを感じざるを得ません。この思想はOS開発にも感じるもので、ある意味、企業体質なのではないかと思えます。

一方で、良いハードウェア、ソフトウェアを作るには常に新しい技術に乗り換えるべきという発想もあり得るような気がします。その意味ではマイクロソフトはチャレンジャーとも言えます。

なんにしてもこれだけのインフラに成長してしまうと簡単には行きません。そして、IEのサポート終了ということは、セキュリティホールなども対処されないことになっておりますので、私どものご提供の制作物も、IEでの動作は保証できなくなります。ご了承くださいませ。

それにしてもこの業界、成熟して安心できるものになり得るのでしょうか。それとも常にこのような騒動を繰り返すしかないのでしょうか。