誰が原発を望んでいるのだろう
ここは先入観を捨ててシンプルに自問自答をしながら考えてみたい。
疑問1.絶対安全な原子力発電設備というのは作れるのか?
回答1.無理。
無理ですよね。だって津波の高さの想定の変更をいくら学者が考えようが、それ以上の災害が起きれば「想定外」となるわけですから。
疑問2.電力会社は原子力発電所を運営したいのか?
回答2.いやいやそうは思ってないでしょう。
これはどうなんだろう。もしかしたら利潤追求の面から株主はそれを望んでいるかも知れないが、現場の問題(原発の安全性)が解決できない以上は現場は管理したく無いのではなかろうか。
疑問3.再稼働に向けて調整に入っているのはなぜ?
回答3.夏の電力不足とコストの問題。
うーん。電力不足は自分も困るし、電力費があがるのも嫌ですねえ。
疑問4.国民は原発再稼働を望んでいる?
回答4.いや、望んでいないでしょう。ただ、安い電力費は欲しいし、電力不足は嫌だけどね。
疑問5.電力会社も国民も望んでいないとなると一体誰が?
回答5.......誰なんだろう?
となるわけですが、現状を判断する限りにおいては、再稼働の調整には政府が入っているわけです。この政府の政治家は我々が選挙で選んだ人たちなので、結果として我々国民が原発の再稼働を望んでいる、ということになります。
たぶん...納得しない人が多いでしょうね。
こちらのサイトで実にわかりやすく原子力発電のことが書かれています。
http://kishida.biz/column/2012/20120302.html
ウラン235の半減期は約7億年。私たちはとんでもなく危ないものを使い始めているらしい。
写真は当社で実験しいてるソーラーネットワークカメラの取り付け工事。お隣の相模中古車共販様のポールを借りています。