モンゴル報告 その3
モンゴルの交通事情にはドギモを抜かれました。
日本では、自分の車線が混んでいたとしても対向車線に入ることは無いわけですが、モンゴルでは、自分の車線が混んでいると対向車線にどんどん入ってしまいます。
もしかしたら暗黙でそのようなルールなのかも知れませんが、結果として混まなくても良い反対車線も大渋滞です。そしてその間中、クラクションの音と怒鳴り声が街中に響き渡っています。
さらに、流れている道路(時速60Km程度)では歩行者が平気で渡ります。
我々もほとんど車で移動しましたが、我々自身が出す悲鳴が絶えません。
「うわっ このタイミングで渡るのかよ」
「あぶねー」「ひぃーっ」
「ぅおい ぅおおおーっ」
これは決してオーバーな表現ではありません。
平然と、お年寄りや女性がきわどいタイミングで道路を渡ります。
騎馬民族を祖先に持つモンゴルの方は動態視力が飛躍的に優れているためにこのようなことになるのではないでしょうか、と言うのが私の仮説です。(眉唾)
たぶん、ただ単に車社会の到来がこれからなのだと思いますが。
写真はヒッチハイクをおねだりした少年です。行く先が同じ方向でしたので乗せてあげました。