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NEW!2026/01/22

HTTPとは?HTTPSとの違いを徹底解説


HTTPとは?HTTPSとの違いを徹底解説

インターネットでWebサイトを閲覧する際に必ず関わってくる「HTTP」という言葉。なんとなく知っているけど、具体的にどんなものか説明できる人は少ないのではないでしょうか?この記事では、HTTPの基本的な意味から、Web上での役割、HTTPSとの違いまで、分かりやすく解説します。HTTPの知識を深めて、Webの世界をさらに楽しんでいきましょう!

HTTPの仕組み:リクエストとレスポンス

Webサイトを閲覧する際、あなたのWebブラウザとWebサーバーの間では、目に見えないところで常に情報のやり取りが行われています。このやり取りこそがHTTP通信の核心であり、「リクエスト」と「レスポンス」という2つの主要な要素で構成されています。「リクエスト(お願い)」→「レスポンス(返事)」のイメージです。

HTTPリクエストとは

HTTPリクエストとは、Webブラウザ(クライアント)がWebサーバーに対して、特定の情報や処理を「要求」するメッセージのことです。あなたがWebサイトのURLを入力したり、リンクをクリックしたりするたびに、このリクエストがWebサーバーへ送信されます。

リクエストは主に以下の要素で構成されます。

  • メソッド: どのような操作をしたいかを示します(例: 情報を取得する「GET」、データを送信する「POST」など)。

  • URL: どのリソース(Webページ、画像など)を要求しているかを示します。

  • ヘッダー: クライアントに関する追加情報(使用しているブラウザの種類、受け入れ可能なデータ形式など)を含みます。

  • ボディ: 「POST」メソッドなどでサーバーにデータを送信する場合に、そのデータ本体が含まれます。

HTTPレスポンスとは

HTTPレスポンスとは、WebサーバーがクライアントからのHTTPリクエストを受け取った後、その要求に対する「応答」として返すメッセージのことです。このレスポンスによって、Webブラウザは要求されたWebページを表示したり、エラーを伝えたりします。

レスポンスもまた、いくつかの要素で構成されています。

  • ステータスライン: HTTPのバージョン、処理結果を示すステータスコード(例: 200 OK、404 Not Found)、そしてその理由フレーズが含まれます。

  • ヘッダー: サーバーに関する追加情報(サーバーの種類、データの最終更新日時、コンテンツの種類など)を含みます。

  • ボディ: 要求されたWebページの内容(HTML、画像データなど)や、サーバーからの処理結果などが含まれる部分です。

このように、リクエストとレスポンスのやり取りが繰り返されることで、私たちはWebサイトを閲覧したり、オンラインサービスを利用したりすることができるのです。

HTTPとHTTPSの違い

インターネットを利用する上で、Webサイトのアドレスが「http://」で始まるものと「https://」で始まるものがあることに気づいた方もいるでしょう。このわずかな違いは、Webサイトの安全性において非常に大きな意味を持っています。ここでは、HTTPとHTTPSの決定的な違い、特にセキュリティ面での違いについて詳しく解説します。

HTTPSとは?セキュリティの違い

HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)は、簡単に言えばHTTPにセキュリティ機能を追加したものです。具体的には、SSL/TLS(Secure Sockets Layer/Transport Layer Security)というプロトコル(異なる機器やシステムが正しく情報をやり取りするためのルールや手順)を用いて、通信を暗号化し、データの完全性を保証し、サーバーの認証を行うことで、より安全な通信を実現しています。

HTTPでの通信は暗号化されていないため、悪意のある第三者によって通信内容が盗聴されたり、データが改ざんされたり、なりすましが行われたりするリスクがありました。特に、クレジットカード情報や個人情報などの重要なデータをやり取りする際には、これらのリスクは非常に危険です。

一方、HTTPSでは以下のセキュリティが確保されます。

  • 暗号化: 通信内容が暗号化されるため、第三者がデータを盗聴しても内容を読み取ることができません。

  • データの完全性: 送信されたデータが途中で改ざんされていないことを確認できます。

  • サーバー認証: アクセスしているWebサイトが本物であることを証明し、偽サイトへの誘導を防ぎます。

現代のWebサイト運営においてHTTPSは必須となっており、GoogleもHTTPS化を推奨し、検索エンジンのランキング要素の一つとしています。これにより、ユーザーは安心してWebサイトを利用でき、Webサイト運営者も信頼性の向上やSEO上のメリットを享受できるのです。

HTTPメソッドの種類

HTTPメソッドは、Webサーバーに対してどのような操作を要求するかを示すものです。Webサイトの閲覧やフォームの送信など、様々な場面で利用されており、特にWeb開発においてはデータの取得や送信の基本的な手段となります。ここでは、主要なHTTPメソッドであるGETとPOSTについて解説します。

GETメソッド

GETメソッドは、Webサーバーからリソース(データ)を取得するために使用されます。Webサイトのページを表示したり、特定の情報を検索したりする際に最も一般的に使われるメソッドです。

GETメソッドの主な特徴は以下の通りです。

  • URLにパラメータを含める: 検索キーワードなど、サーバーに渡すデータはURLの末尾に「?」で区切って記述されます(例: example.com/search?q=キーワード)。

  • 冪等性(べきとうせい): 何度同じリクエストを送信しても、サーバー側の状態は変化せず、同じ結果が返されます。

  • キャッシュ可能: ブラウザやプロキシサーバーによって結果がキャッシュ(データを一時的に保存し次回のアクセスを高速化する仕組み)されるため、表示速度の向上に貢献します。

  • ブックマーク可能: URLにすべての情報が含まれるため、ブックマークや履歴に残すことができます。

例えば、Webサイトで商品一覧ページを閲覧したり、検索エンジンで情報を検索したりする際にGETメソッドが利用されています。

POSTメソッド

POSTメソッドは、Webサーバーにデータを送信して、新しいリソースを作成したり、既存のリソースを更新したりするために使用されます。フォームの送信やファイルのアップロードなど、サーバーに何らかの変更を加える場合に適しています。

POSTメソッドの主な特徴は以下の通りです。

  • リクエストボディにデータを含める: 送信するデータはURLではなく、リクエストの本体(ボディ)に含められます。これにより、大量のデータや機密性の高いデータを送信する際に適しています。

  • 非冪等性(ひべきとうせい): 同じリクエストを複数回送信すると、その都度サーバー側の状態が変化する可能性があります(例: 注文が複数回作成される)。

  • キャッシュ不可: 基本的にキャッシュされません。

  • ブックマーク不可: URLにデータが含まれないため、ブックマークすることはできません。

例えば、Webサイトの会員登録フォームでユーザー情報を送信したり、ブログ記事を投稿したりする際にPOSTメソッドが利用されています。

HTTPステータスコードの意味

Webサイトを閲覧していると、「404 Not Found」などのエラーメッセージを目にすることがあります。これらは「HTTPステータスコード」と呼ばれるもので、Webサーバーからの応答状況を示す3桁の数字です。ステータスコードは、リクエストが成功したのか、それとも何らかの問題が発生したのかをクライアント(Webブラウザなど)に伝えます。これらのコードを理解することは、Webサイトのトラブルシューティング(問題や異常を解決するプロセス)や健全性を把握するために非常に重要です。

よく使われるステータスコード

HTTPステータスコードは、その最初の桁によって大きく5つのカテゴリに分類されます。それぞれのカテゴリと、よく使われる代表的なコードを見ていきましょう。

  • 1xx(情報レスポンス): リクエストが受信され、処理が継続中であることを示します。

  • 2xx(成功): リクエストが正常に処理されたことを示します。

    • 200 OK: リクエストが成功し、要求された情報が返されたことを意味します。Webサイトが問題なく表示されている場合、このコードが返されています。

  • 3xx(リダイレクション): リクエストを完了するために、追加のアクションが必要であることを示します。多くの場合、別のURLへの転送を意味します。

    • 301 Moved Permanently: 要求されたリソースが恒久的に新しいURLへ移動したことを示します。SEOの観点からも重要なコードです。

    • 302 Found: 要求されたリソースが一時的に別のURLへ移動したことを示します。

  • 4xx(クライアントエラー): クライアント(Webブラウザなど)からのリクエストに問題があることを示します。

    • 400 Bad Request: クライアントからのリクエストが不正であるため、サーバーが処理できないことを意味します。

    • 401 Unauthorized: 認証が必要なリソースへのアクセスが拒否されたことを示します。

    • 403 Forbidden: アクセスが禁止されているリソースへのリクエストであることを意味します。認証の有無にかかわらず、アクセス権がない場合に返されます。

    • 404 Not Found: 要求されたリソースがサーバー上で見つからなかったことを示します。Webサイトで最もよく目にするエラーの一つです。

  • 5xx(サーバーエラー): サーバー側で何らかの問題が発生し、リクエストを処理できなかったことを示します。

    • 500 Internal Server Error: サーバー内部で予期せぬエラーが発生したことを意味します。原因は多岐にわたります。

    • 503 Service Unavailable: サーバーが一時的に過負荷であるか、メンテナンス中のため、リクエストを処理できないことを示します。

これらのステータスコードを理解することで、Webサイトの表示問題やエラーの原因を特定しやすくなり、適切な対処法を検討する手助けとなります。

まとめ

この記事では、Webサイトの閲覧に不可欠な通信プロトコルであるHTTPについて、その基本的な概念から具体的な仕組みまでを解説しました。

HTTPは、WebブラウザとWebサーバー間で情報をやり取りするためのルールであり、リクエストとレスポンスの繰り返しによってWebページが表示されています。セキュリティを強化したHTTPSとの違いや、情報の取得・送信に使われるGETやPOSTといったHTTPメソッド、通信結果を示すHTTPステータスコードについても触れました。

HTTPの知識は、Webサイトの仕組みを理解する上で非常に重要です。本記事を通じて、Webサイト制作や日々のインターネット利用において役立つ基礎知識を習得し、さらに深いWeb技術の学習へ進むきっかけとなれば幸いです。お読みいただきありがとうございました!

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